
急に水道料金が高くなったり、庭の地面がじっとり湿っていたりしていませんか?
これらの現象は地中の水道管から水が漏れているサインかもしれません。
これにはどう対応すればいいのでしょう?修理にはどの程度の費用が必要なのでしょうか? この記事では、水漏れの見つけ方、その原因、そして修理に必要な費用について詳しくご紹介します。

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水漏れのサイン
地中水道管からの水漏れが分かる兆候は以下の通りです。
もし該当する場合は、この記事を参考にしてください。
水道メーター検針で水道局から指摘される
水道メーター検針は、水道局の職員が使用した水量を確認する作業です。
検針の際、メーターの数値が異常に高かったり、使っていないのにメーターが回っている場合、漏水の可能性があります。その場合、専門業者に調査を依頼しましょう。
ただし、どこから水が漏れているかは分からないため、業者による漏水調査が必要です。
地面の一部だけがずっと濡れていたり水たまりがある
晴れた日でも地面に水たまりや湿った箇所がある場合、水道管から水が漏れている可能性があります。
水道管は水を供給するために一定の水圧を維持しています。配管の亀裂や破損の程度と箇所によっては、水が吹き出し水たまりや湿りができる場合もあります。
水道料金が高くなる
水道料金が通常より高額だったり、徐々に高くなっている場合も水漏れのサインです。
シューと音がする
水道管に亀裂や穴があると、まれに水が漏れ出すシューという音が聞こえる場合もあります。
地中水道管から水漏れする原因
地中にある水道管から水が漏れる原因はいくつかありますが、主な原因は2つです。
原因1:老朽化・地震・電位差による配管亀裂
地中の水道管に亀裂が入ることで水漏れが起こります。亀裂の原因は主に以下の3つです。
- 配管の劣化:長年使われることで配管が錆びたり劣化して、亀裂が入ることがあります。
- 地震:地震によって地盤が動き、水道管に負担がかかります。その結果、割れや亀裂が入ることがあります。
- 電気の影響:土壌の電気的な力が水道管に作用し、配管に亀裂が入ったりすることがあります。
原因2:古い水道管を部分修繕
古い水道管を部分的に修理しても、他の部分も同時に劣化しているため、再び水漏れが起こることがよくあります。
この場合、水道管全体を交換する事も検討した方がよいでしょう。
自分でできる対応
水道管の水漏れ対応として、水道メーターや漏れている場所の確認があります。
基本的に修理や交換には専門知識が必要なため、専門業者に依頼することをおすすめします。水漏れがひどい場合は、水を止めてから連絡してください。
修理にかかる費用
地中の水道管からの水漏れの修理費用は、一般的に高額になりがちなイメージがあるかもしれません。
費用は会社ごとに異なり、状況や環境に応じて計算されます。地域や水道局の給水規定によっても要求が異なるため、適切な修理が必要です。
寒冷地では凍結対策が必要であり、特定の地域では配管の大きさや種類、埋設の深さが指定されています。
数万円程度の修理で終わる
水漏れが限定的で部分修理が適切な場合や、掘削が容易な場所での修理は、数万円程度で終わることがあります。
修理費用が高額になるケース
しかし、以下のような場合には、修理費用が高額になることがあります。
- 部分修理では対応できない老朽化や特殊な状況
- 配管がとても錆びていて継手(配管をつなぐ部品)が使えない
- 漏水箇所が掘削が難しい場所にある
- 水道管全体を交換したり、別のルートで引き直す場合
まとめ
地中水道管は、状況を理解したり自分で修理するのが難しい部分となります。
また、業者による修理の際も、パッキン交換などの簡単な作業とは違い経験や知識が大切なポイントです。そのため同様の事例に精通し、豊富な実績を持つ業者に依頼することをお勧めします。
